5日目(6月9日
) ブルージュ
 


朝、目覚めるとすぐにカーテンを開けて、天気を確認するのが旅の日課になっています。
前夜ホテルに戻ったらベッドの上にチョコレートと天気予報の紙が置いてあったのですが、それによると「曇りのち雨」となっていてチョットがっかりしたのです。で〜この朝は天気予報どおりの曇りでした。(;¬_¬)
 
自称「スーパー晴れ女」の私! 去年のカナダ旅行では10日間全部晴れにしたという偉業の持ち主?p(^0^)q
なのでこの日も多分雨は降らないでしょうとタカをくくっておりました^^;

ここのホテルの朝食タイムは7時からとなっていたので<9時じゃなくて本当に良かったヾ(≧▽≦)″5分前に部屋を出てレストランに向かいます。
なんせ朝ごはんは大事ですものね〜その日一日の活力の素になりますから!!

1階に下りて、フロントの人に「おはよう」の挨拶をかわして、すぐ横にあるレストランに入ります。
黒と白と金を基調としたシックでゴージャスな雰囲気のレストランでした。 7時になってすぐだったので一番乗りでしたね〜^^;


 




ここの朝食は種類も多くてバラエティーに富んでいて最高でした!
定番のハムやチーズに加えて、サラダやエビのマリネやスモークドサーモンやケーキやドライフルーツ
などもあって、どれにしようか悩むほどでした。



その中でもこのホテルオリジナルのスペシャルメニューが「チョコレートファウンテン」です。
「チョコレートの噴水」という意味で、上から流れてくるチョコレートに串刺しフルーツを絡ませて食べるというものです。
このホテルに泊まった人のサイトで見て知っていましたので、とても楽しみにしていました^^

これが予想以上に素晴らしかったです(=´∇`=) 串刺しのフルーツにチョコレートを浸す瞬間のワクワク感がたまりません!!、味も最高(^-^)/

何度も往復してこのチョコレートの噴水に浸っている私に「朝からよくそれだけチョコレートを食べれるねぇ」と呆れ顔の相方^^;
だってこんな珍しい朝ごはんはもう二度と食べられそうにありませんものねp(^0^)q

私たちの食事が終わる頃、中年の日本人女性客が3人入ってこられました。
「わぉ〜ステキな食堂だねぇ」とキャピキャピと嬉しそうです^^
ワロン地方では日本人とはほとんど遭遇しませんでしたので、なんだか懐かしさを感じました^^
「おはようございます」と挨拶を交わして、そろそろ部屋に戻ろうかと思いましたが〜
彼女たちが取り分けたお皿を見てみると「チョコレートファウンテン」がない!!
「もしかしたら気づいていないのかも?」と心配になりました。だってこんな美味しいもの食べなかったら一生の不覚ですから!!

余計なお世話かも?と思いましたが、「あそこに珍しいものがありますよ」と小声で教えてあげました。「えっ なにこれ?こんなのがあるの 知らなかった〜で〜どうやって食べるの?」
聞かれたからには「まずフルーツを串に刺して」「それをこの流れるチョコに当てる」と実演つきで解説です<なんて親切な私<自分で言うな(*o☆)\バキッ 

このホテル せっかくこんなスペシャルサービスしているんですから、もっと目立つ場所においてしっかり説明書も添えておくべきだと思いましたね〜^^;

翌日彼女たちにまた会いましたが、「あのあと別の人にも教えてあげた」とおっしゃってましたよ〜感謝されて私も嬉しくなりました^^
みんなに広げよう幸せの輪 ですね ヾ(≧▽≦)″


朝食後すぐに朝の散歩に出ました。まずはブルージュ観光の基点であるマルクト広場に行きました。
州庁舎や鐘楼、切妻屋根の建物に囲まれたヨーロッパで五指に入る美しい広場です。


マルクト広場でひときわ目を引く高さ88mの鐘楼は街のシンボルでもあります。13世紀に着工されて完成したのは15世紀だそうで、世界遺産に登録されています。


 


鐘楼の2階から螺旋階段で展望台まで行くことができます。
入場開始は9時半からとなっていて、しばらく下で待機していました。

ここのトイレは有料でした。ベルギーの駅や公共施設のトイレはどこも有料になっていて、30〜40セント支払って使わせてもらいます。
この鐘楼のトイレの入り口で座っていた料金係のおばさま とても愛想が良くて満面の笑みで迎えてくれましたヾ(≧▽≦)″
しかも日本語で「いらっしゃいませ」「ありがとう」「さよなら」とフルコースで^^;
一日中トイレの前に座わりながら、彼女はここで人とのコミュニケーションを楽しんでいるのですね〜^^

ベルギー滞在中あちこちで有料トイレを使ってどこでも料金係の女性がいましたが、ここの彼女ほど楽しそうな人はいませんでしたね
ブルージュの鐘楼のトイレはお勧めですよ〜機会があったら是非行ってくださいね〜<ってここでトイレを勧めてどうする^^;



9時半になったので一番乗りで鐘楼へ入りました。入場料8ユーロです。
366段の石の螺旋階段を上っていきます。ところどころに展示室があって、そこでしばし休憩できました。ベンチが置いてある部屋もあって「神の助け」と思いましたね〜^^;15世紀の建物は重厚で古めかしくて暗くてどっしりとした落ち着きを感じます。この古さがたまりません^^

最初は意気揚々と早足で上っていきますが、だんだん疲れてきて足取りも重くなります。上に行けば行くほど階段が狭くなっていって、人一人が通るのがやっとの狭さです。 観光シーズンになると、大勢の人が押し寄せてくるので、時間をくぎって入場させるとか!入場口には長蛇の列ができるそうです。
実際あの狭い階段では上るか降りるかどちらかしかできず、譲り合って行き来しないと無理ですね〜時間がかかると思います。
私たちは一番乗りでしたから、楽に上れましたけれどね〜<あ〜でも最後はしんどかった〜〜〜〜日ごろの運動不足を痛感しました^^;



息もたえだえになって366段上りきりました。 鐘楼の展望台に到着です!
美しい中世の街ブルージュが眼下に広がっています。 苦労して上ったきた人だけに見られる風景なのですね〜感動的でした♪

赤い屋根に緑の木々、ひときわ目立つ聖母教会(修復中なので白いカバーがかかっていて残念ですが) 360度ぐるりとブルージュの街を見下ろすことができました。
この鐘楼(ベルフォート)はその名の通りベルを鳴らす塔なのです。15分毎にカリヨンと呼ばれる47個の銅製の鐘がメロディーを奏でます。
展望台で聞きましたが、耳をつんざく音だった!というのが正直な感想です〜この音色は遠くで聞くべきものでしたね♪


鐘楼を下りて次に向かったのがペギン会修道院です。
木立の中にひっそりと建つ美しい白亜の修道院は13世紀に設立されたそうで、世界遺産に登録されています。現在は15世紀そのままの修道服を身に着けた修道女たちが暮らしているそうです。
オードリーヘプバーン主演の「尼僧物語」の舞台になったそうで、木立の影からヘプバーン似の修道女が姿を現してくれそうな気がして、思わず探してしまいました^^; カメラ抱えてしばし待っていましたが、そういう下心には神様も願いを聞き届けてくれないようですね〜^^;
この「尼僧物語」は帰国してすぐにDVDを買って見ましたよ〜50年前の映画ですが、運河沿いの風景が私たちがこの日見た景色と全く同じだったのに感動しました。

この日は地元の小学校の遠足?の日だったようであちこちで可愛い団体さんを見ました。
教会の前で整列して入場を待っています。 中には何があるのでしょうね? 私たちもつられて一緒に入ってみました。


教会内に、美しい天使の歌声が響き渡っていました。こんなに至近距離で賛美歌を聴くことができるなんて嬉しすぎです!!
遠足の生徒たちもしばしおしゃべりをやめて聞き入っていました。
マイクなしで、たった一人で歌う声がこんなに朗々として大きいのにビックリです。

ただ一つ残念だったのが、本番ではなくて練習中だったのでサビのところに来ると中断して、何度もやり直ししているんです。
こんなに上手なんだから途中でやめずに最後まで歌ってくれ〜!! っと叫びたい気持ちσ(^。^;)
タダで聞かせてもらっているのに文句言っちゃバチが当たりますね^^;

気がつくと遠足の生徒たちはいつの間にかいなくなって、教会内にいるのは私たちだけ^^;  かなり長い時間聞き惚れていたようです。
胸にじんわり染み込んでくるような美しい歌声でした。


修道院のすぐ前に「愛の湖公園」が広がっています。白鳥たちが気持ち良さそうに遊んでいました。 橋の上には遠足の子供たちが鈴なりです。あまりに大人数なので橋から転げ落ちるのではないかと心配になるほど^^;
白鳥たちはそんな下界のざわめきなどまったく「意に介せず」といった風情で悠然としていましたね〜 大物です^^;


この「愛の湖公園」は運河クルーズのハイライトになっています。ここへ来ると皆が目を輝かせて大喜びするんですよね〜大人も子供も!
おそろいの黄色い帽子をかぶった遠足の子供たちの歓声は特に大きく聞こえました^^ 
ここの白鳥たちは愛と平和の象徴のような気がしましたね〜(=´∇`=)



昨日も見た白鳥の親子たち 今日も見つけました。すっかりこの子たちのファンになった私たち、ブルージュ滞在中毎日何度もこの子達に会いに来ました。見るたびに違う顔して、いろんなポーズして楽しませてくれています。メロメロになりました♪


 

白鳥たちに見とれていたらランチタイムはとうに過ぎてしまっていました。毎度のことですが^^;

愛の湖公園の近くのレストランのテラス席に座って「ランチまだOK?」と聞くと「もちろん」という嬉しいお言葉^^
ランチタイムのお得なセットメニューがあるようなので、デザートまでついているお値打ちコースに決めました。

この季節はどのレストランもテラス席から埋まっていきます。
テラス席に座って外の景色や道行く人を見ながらの食事はなんとも大らかでいいですね〜
日本ではなかなか経験できないことです♪

お値打ちコースなのに素晴らしく美味しい料理が運ばれてきました。このお店大正解ですp(^0^)q
ベルギーは世界有数のビール国なので、ランチタイムでもしっかりビールもオーダーします。相方はホワイトビールで、私はここでしか飲めないフルーツビール(この日はチェリービールをチョイス)にしてみました。甘口でジュース感覚でいくらでも飲めてしまいます。
でもアルコール度数は普通のビールと同じなので、昼間っからほろ酔い機嫌になってしまいました^^;


食事中に外は大雨!! テラス席なので雨が容赦なく降り込んできます。 店員さんがあわてて出てきて、大きなサンルーフを伸ばしてしっかり覆いをかけていました。この日は雨が降ったりやんだりなので、その都度屋根をかけたり外したりと、店員さんも大変ですね〜

この大雨で私の「必殺晴れ女伝説」も終焉を迎えたようです^^;
ところが〜食事を終える頃にはすっかり雨もやんで晴れてきました!!やっぱり私の神通力もまだ衰えてはいなかった<ってしつこい?^^;

雨に濡れた石畳を観光客を乗せた馬車が通り抜けていきます。
このブルージュの街並みに馬車は似合いますね〜
車さえ通らなければ中世の時代にタイムスリップしたような感覚になれます。 「昨日舟に乗ったし、今日は馬車に乗る日だね〜」とさりげなく相方にアピ〜ルしてみました(^Д^〜) ブヒヒヒ

無事相方の賛同を得て^^マルクト広場に馬車が一杯止まっていたことを思い出したので、まずはそこまで戻ります。
御者さんに「乗せてください」とお願いしたら「言語何ですか?」と聞かれました<こっちはまず言葉から入るのですね〜「日本語」と言うと「それはない」と言われた^^;
「じゃ〜英語で」と言うと「3番目の馬車が英語担当だ」そうで^^

フランス語にドイツ語にオランダ語 ブルージュに来る観光客の言語はさまざまなので、御者さんもそれぞれの話せる言語で対応しているのでしょうね!

英語担当の御者さんは若い女性でした。 彼女はとにかく威勢がいい^^ 狭い路地でも早足で馬を走らせ、観光案内しながらもときどき後ろを振り返って私たちに話しかけてきます。 楽しそうに仕事をしている人はとても気持ちがいいですね〜あの鐘楼のトイレの女性もそうだったしね(^_-)-☆
ブルージュの見所全部回ってくれます。さっき行ってきたばかりの愛の湖公園も再度馬車で行きました。何度行っても楽しい場所です。


 

30分ほどの乗車でマルクト広場に戻ってきました。

馬車を降りたとたんバケツひっくり返したような大雨が降ってきてビックリ!!
あわてて鐘楼に避難しようとしたら、あまりにも大勢の避難民がいて入り込めない(;¬_¬)
隣のお店の軒下になんとか滑り込んで、しばし雨宿りです。

この日は降ったりやんだり晴れたりの忙しい日だったので、マルクト広場のカフェテラスも開店休業でしょうか?
晴れていたら大勢の観光客でにぎわっていたでしょうにね〜
無常の雨です。

15分ほどして少し小降りになったので、ここから脱出しました。


その後、グルートフーズ博物館に行き(最初この名前聞いたとき「グレートフーズ博物館」だと思い「食べ物専門の博物館」だとカンチガイした私、すっごく楽しみにしていたのに、入ってみたら 貴族の館だという なぁんだ〜<ってアンタは食い気だけか^^;
おまけに 中は撮影禁止で「それならやめた〜」って言いたかったです<入場料損した<食べ物が良かった〜

その後メムリンク美術館にも入ってみました。 ここも同じく撮影禁止 なぜだ〜〜〜〜!!!<ってアンタは写真だけか?^^;
撮影旅行じゃないんだから、たとえ写真には撮れなくても自分の目と心の目でしっかり見ればそれでヨシ と分かっちゃいるのですが〜
やはり写真に残せないとすっご悔しいです。 私の写真歴なんてたかが5年にしかならないのに、しっかり写真命になってしまっているのが怖いかも^^;

その後修復中の聖母教会にも入りました。 高さ122mの塔は中世の街ブルージュにふさわしい気品をたたえています。ここはミケランジェロ作の「聖母子像」があまりにも有名ですが〜当然ここも撮影禁止だろうと覚悟していましたが〜なんと撮影可でした o(*^▽^*)o~♪
あまりにも嬉しくてバシャバシャと撮りまくり^^;

グルートフーズ博物館

メムリンク美術館

聖母教会 ミケランジェロの聖母子像


疲れたのでホテルに戻ってしばし休息していたら外はまたまた大雨です。 この日3度目の豪雨でした〜被害はないのかしらと心配になるほどでした。自称「スーパー晴れ女」のプライドはズタボロです<まだ言うか^^;

ランチが遅い時間だったしヘビーだったのでお腹があまり空いていないし、外は雨なのでディナーは部屋でポテトチップスとビールとりんごだけの簡素なもので済ませてしまいました^^; たまにはこういうのもアリですp(^0^)q

しばらくしたら外が明るくなってきたので窓から見てみると、太陽がいまにも沈みそうでした。 あの豪雨はすっかり止んで、またまた快晴になったようです。めまぐるしい一日の締めくくりはこの美しい夕焼けでした。 
終わりよければすべてヨシ!!! 大好きな夕焼けをずっと飽きずに眺めていました。


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