9 日目(6月13日
) アントワープ


6月13日になりました。ベルギーに来て9日目です・・・観光できるのも今日が最後・・・過ぎてしまえばアッと言う間です!! 
この日はアントワープ日帰り観光の予定です。

あのフランダースの犬の舞台になったベルギー第2の都市アントワープは、かつては交易で栄え、現在は芸術の都として名をはせています。
ブリュッセルからは列車で50分で行かれるので日帰り観光が十分可能です。
朝食後すぐに出かけて10時にはアントワープ中央駅に着きました。

このアントワープ中央駅 列車を降りた瞬間に、そのあまりの美しさに息をのみました!w(゜o゜)w オォー
今までいろんな駅に降り立ってきましたが、これほど美しい駅を他に見たことはありません。鉄道の大殿堂と言われているのも頷けます。
 



まるで孔雀が羽根を広げたようなガラス窓から差し込む朝の光が、旅人を優しく迎え入れてくれています。
外から見るとこれはもう駅じゃないですね〜宮殿そのものです! 

 



この中央駅から観光拠点までは2キロほどの距離なので、歩いて行くことにしました。
途中に小さな公園があって親子連れが楽しそうに遊んでいました。水辺には鴨がたわむれていて大都会のオアシスになっているようですね〜
こういう場所私も大好きなのです^^

 



この日は快晴で気温もどんどん上昇して、先日までの寒さともお別れ! とても過ごし易い日になりました。
すると道行く人の中にはイッキに真夏のファッションになってる人がいるんです〜あっちでもこっちでも〜いくら何でもタンクトップでは寒いだろうにと思いましたが、人より早く薄着で歩きたいのでしょうね〜きっとこの日を待ちかねていたのでしょう〜冬が長いですから!
中にはまだ真冬のセーターやコートの人↓もいて、いったい季節は何?と悩むほど^^;
 


しばらく歩いていると目抜き通りに入りました。ゴシック様式の荘厳な建物が両側に広がっています。これらの建物はショッピング街になっていて、デパートやブティックなどが並びます。 
アコーデオンの美しい調べが流れてきて、見ると中年の女性が楽しそうに奏でています。まだ10時になったばかりなので、手元に置いてあるお皿にはチップが入っていませんでしたね〜
写真撮らせてもらったし、ステキな調べに酔いしれたので、小銭をお皿に入れたら満面の笑みで「メルシー」と言ってくれました(*^^*)
 


 

ブルージュでもよく見かけましたが、街角の壁面にマリア像が飾ってあるのです。信仰心の高さゆえでしょうか?

蔦の絡まるビルの角に掲げてあったマリア様はお顔も優しくてなかなかの芸術品でした。



そして30分ほど歩いたところで、世界遺産にも登録されている、アントワープ・ノートルダム・大聖堂に到着です。
ベルギー最大のゴシック建築で、1352年に建造が始まり、高さ123mの北塔が完成したのは170年後だとか!!
荘厳な外観にまず感動して、中に入ると聖堂やステンドグラスの美しさは息を呑むほどでした。

それと何より嬉しかったのが「撮影可」だとういうこと(=´∇`=)
ゲントの聖バーフ大聖堂が「撮影禁止」だったので当然ここもダメだろうと思っていたのです!!
場所によってそれぞれ対応が違うのですね〜一度是非聞いてみたいです「どういう基準でダメなのか可なのか?」
 



この大聖堂の一番の見所はルーベンスの三大祭壇画「聖母被昇天」「キリストの昇架」と「キリストの降架」です。 
名作「フランダースの犬」
で、このルーベンスの名画を見ながら死んでいったネロとパトラッシュの物語はあまりにも有名です。

でもこのフランダースの犬を好きなのは日本人だけで、ここベルギーの人たちは数年前まではこの本の存在すら知らなかったとか!
今でもストーリーを読むとあまりにも辛く悲しい結末なので不人気だそうで、ベルギー人は子供に対してこんなに冷たくない!と言っているそうですよ^^;

キリストの昇架

キリストの降架



ここのステンドグラスの多くは19世紀に製作されたものだそうですが、精巧で色鮮やかで美しくて見ごたえありました♪
ベルギーを旅してきて訪れた各地でそれぞれの教会に入りそれぞれのステンドグラスを見てきましたが、どこも繊細で美しくて印象に残るものばかりでしたね〜

 

ノートルダム大聖堂を出るとすぐにマルクト広場に到着です。ここの一番の名所は市庁舎!! 各国の旗が満艦飾に飾られていて威風堂々としたたたずまいが魅力です。
この市庁舎の前にひときわ目立つのが「ブラボーの像」です。古代に巨人の手を切り落として川に投げ捨てた伝説の英雄だそうで、これが街の名アントワープ(手を投げるの意味)の由来になっているとか

 



このマルクト広場は多くの観光客であふれていました。記念撮影する人、記念撮影する人を撮る人σ(^。^;)等々
 


マルクト広場からしばらく歩いていると海辺にステキなお城が出現しました。 ステーン城です。
国立海事博物館になっていてナポレオンの船も展示してあるとか! 楽しみに門をくぐりましたが〜なんと博物館は別の場所に移転して、お城も閉鎖されていました〜残念(;¬_¬)
お城は閉鎖されていてもこの辺りは人気スポットなので、特大のオルゴールが出店?として止まっていました。 明るいオルゴールの音色が道行く人を楽しませてくれます♪

 



ステーン城は閉鎖していましたが、その奥にある海辺のレストランは開業していました。
丁度お昼時でもあるし、ここでランチを食べることにしました。 ここも室内よりもテラス席の方が断然人気のようです。私たちも当然外です♪



チョット珍しいマッシュルームのスープと、揚げパンの中にハムや野菜が入っている(なんとかコロッケと書いてあったような)と、ベルギービールをチョイスしました。 ベルギーに来てから昼間っから毎回ビール飲んでます^^; どの料理もビールもホント美味しい〜(*^^*)
 



青空に白い雲、白い遊覧船やボートが行き交う港町に 爽やかな初夏の風が吹き抜けて行きます。
 



ブリュッセルでも見ましたがシティーツアーバスがここでも頻繁に街を走っています。
どの街も自分の足で歩いて見て周るのをモットーにしている私たちですが、バスで回れば見所をくまなく全部見ることができるんですよね〜
一度くらいは乗ってみたかったなぁ〜〜チョット残念!
 



 

しばらく歩いていると小さな広場にオルゴールの音色が響き渡っていました。
オルゴールを鳴らしながら朗々とした歌声も聞こえます。
白髪と白いひげが一瞬「ハイジのおじいさん?」に見えましたね〜
それか「ケンタッキーのカーネルサンダースおじさん」かも?^^;

この日はあちこちでオルゴールを鳴らしていたので、もしかしたら何かのイベントがある日だったのかもしれませんね。


この広場はカップルのたまり場?ヾ(≧▽≦)″
微妙に距離あけて、それぞれ「二人の世界」を作り上げているような^^

特にお熱いお二人さんは年代私たちと同じくらいかも^^;
いいですね〜いくつになっても青春ですp(^0^)q



こんな面白いドアノブを見つけました。握手して入るという感じかな? 

中華街もありました。三越のライオンとはチョットイメージが違うかな?



しばらく歩いてアントワープ中央駅に到着です。駅前広場の銅像前は人気スポットかも^^  帰りの電車は混んでました〜行きは最新型の列車でガラガラだったのに、帰りの列車は古いタイプの2両編成の列車だったんですよね〜お客の数は一緒でも列車のせいだったのかな? 
 



ブリュッセル最後の夜はグランプラスから歩いて5分のビアカフェ「ル・シリオ」に入りました。「レトロなインテリアは1886年開店当時のもの。品揃えも充実」と「新個人旅行」に書いてあったので、ベルギーの旅を締めくくるのには最適なお店だと思いました。
まだ時間が6時と早いので、ビールやカクテルだけを飲んでいる人がほとんどでしたね〜 でも私たちはしっかりディナーを頂きます!
 



 テラス席はカジュアルですが、一歩中に入ると本に書いてあった通りのレトロでステキな空間が広がっていました。
で〜まずはビールですね〜! 定番になったホワイトビールは相方、チェリービールは私、ベルギー最期の夜を惜しんでまずはカンパイです。


相方はチキンのワーテルゾーイをチョイス、私はコロッケを注文したつもりだったのですが、運ばれてきた料理はパンの間にチーズとハムがはさんであるものでした。 どこでどう間違っちゃったんでしょ^^;
美味しかったのでこれもヨシです。 そしてデザートにベルギーワッフルを頼みました〜だって食べ収めですから( ̄∇ ̄*)>エヘヘ♪
 



代金支払いのときになって、相方が「小銭ある?」と聞くので、バッグの中から財布を出そうとしたら〜無い!!

ガ〜〜ン 
財布が無くなっている!! Σ( ̄△ ̄;)
スラれた?  エッ いつ どこで 誰に???

この日一日のことをいろいろ思い浮かべてみると
「写真撮ることに熱中しすぎてバッグの中開けられても気づかなかった?」
「何度もレンズ交換するためにバッグのファスナー開けて、そのまま閉め忘れた?」  
「アントワープの大聖堂で、入場料払うところがかなり混んでいたからそもしかしたらそこでスリに会った?」
いろいろ思い返してみますが、どこでスラれたのかはやはり分かりませんでした。

現金はユーロと日本円を少々・・金額はそれほど多くなかったので、心配なのはカードだけ!
「カード会社にすぐ連絡入れるから」と相方が言うので気持ちは少し落ち着いてきました。

海外旅行で犯罪に巻き込まれる話はよく聞きますが、自分とは無縁のこととタカをくくっていたみたいですね〜ベルギーのように治安の良いといわれている国でこういうことが起こるなんて!! ショックで言葉もありません

せっかくベルギー最後の夜だったのに〜グランプラスの夜景をもう一度見たいと思っていましたがそんな気分ではなくなっていました。

 

  次ページ 10日目 最終日 に続く