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あとがき

3月25日から始まった愛地球博も残すところあと1ヶ月になりました。
始まった当初は一日平均4万人くらいの入場者数で「大丈夫か?」とあやぶむ声もあったようです。
でも5月の連休あたりから入場者数はうなぎのぼりで、先日ついに「目標入場者数の1500万人達成!」しました。
この分なら2000万人の大台に乗るのも夢じゃないと言われています。
万博関係者の方たちはホッと胸をなでおろしていることでしょうね。

なぜならこの愛地球博の4年前に開かれたドイツ・ハノーバー万博は「大赤字で失敗だった・・」と言われていたからです。
ハノーバー万博は目標入場者数を4000万人と設定していました。 これだと一日平均26万人の入場者が必要ですが、実際は多くて10万人、平均7万人の入場者数だったようです。
でも この入場者数を見ると愛地球博とそれほど変わらないような気がしますね。
ということはドイツは万博会場を作るのにお金をかけすぎて、4000万人入らなければ赤字になる建て方をしたということになります。

このことを教訓にした愛地球博は、予算を削り妥当な入場者数1400万人で黒字になるように建てたのでしょうね。



でも開催するまでには候補地が二転三転したり、総合プロデューサーが途中で代わったりと、前途多難を思わせました。
しかも万博知名度の低さに加え、反対運動も盛んで、地元の愛知県民ですら「万博大丈夫?」って心配するほどでした。
私も「万博? 興味ないわ〜〜」でしたから^^;

1970年の大阪万博は6000万人以上もの入場者があったそうです。大成功だったんですよね。
一日平均30万人以上!! 愛地球博の3倍です!!これはもう時代の違いとしか言いようがないでしょうね。 
1970年は高度成長時代の真っ只中 人々はこぞって大阪へ行き万博会場に入り列に並びました。

連日愛地球博の3倍以上の人たちが押しかけていたのならどれほどの混雑だったか容易に想像できます。

2005年の今は景気低迷でレジャーも多様化して、もはや一億総万博の時代ではなくなりました。


そんな中での万博です。主催者の人たちもさぞ頭を悩ませたことでしょう!
しかもテーマが「環境」です。 自然環境を壊さずに万博会場を作ることがどれほど大変なことか容易に想像つきますから^^;

万博会場を上から見ると広大な森の中に作られたものだということがわかります。
山や池の周りをぐるりと囲むようにパビリオンが建てられています。
そしてそのパビリオンは、奇をてらった建物やユニークなものは少なくて、ほとんどは真四角で地味な作りになっています。 大阪万博のときのように派手でドラマチックなパビリオンは数えるほどしかありません。

これは経費の節約もあるでしょうし、作るのも、あとで壊すのも楽なように考慮されているかららしいです。

 



会場をほぼ水平に一周できる空中の回廊「グローバル・ループ」・・・
何度ここを通ったことでしょう!!
コンクリートや石の道ではなくて木の床は足に優しくあたって、長く歩いていても疲れにくいのです。

撤去するときのことも考えて作られているこのループは歩くだけではなくて、座ってくつろいでいる人も多数います^^;

全長2.6キロのmini世界一周のコースになっているのです。


毎回万博会場に来るたびに通り抜けた道には季節の花が一杯咲いていました。
ふと心が和みます。

万博というと「人だらけ、大混雑、長蛇の列」というイメージばかりが強調されているようですが、
実は並ばなくても入れるパビリオンがほとんどなのです。
企業館とか一部の大人気パビリオン(ドイツ館とか)以外はどこもそんなに待たなくても入れます。
そして一歩パビリオンの中に足を踏み入れるとそこは別世界なのです。

特大の仏像が座っていたアジアのパビリオン
全体を青く統一してオシャレで夢のようなイメージに作ってあったヨーロッパのパビリオン
躍動感ある熱気を感じることができたアフリカのパビリオン
深い海の魅力を感じさせてくれたオセアニアのパビリオン

どこも印象的で素晴らしいものでした。

でも今回特に私の心に残ったのはやはり日本のパビリオンでした。
グローバルハウスと長久手日本館と瀬戸日本館!! 
万博開催国の威信をかけて作られたこの3つのパビリオンは、質の高さ、内容の豊富さ、斬新さ
全てにおいて他のパビリオンを超えてていたと思いました。


 


そして大人気の企業館!!. 何度もTVで放映されたので万博に興味のない人でも
「 チョット見てみたい」と思ったことでしょうね。

かなり頑張って全館見てきましたが、人気の順序はそのまま内容の素晴らしさに比例しているなと思いました。
私の個人的な好みではトヨタ館、日立館、三井・東芝館のこの3館がベストでした。
外観のスマートさに加えてテーマ内容の斬新さ、レベルの高さ、そして何よりもお客を楽しませようとする優しさを感じることができました。
長く並んでも「見られて良かった〜来て良かった〜」と思える内容でした。

できることならもっともっと大勢の人たちに入ってもらいたかったですね。
見たくても混みすぎで見られない人が多かったのが残念です。

 

この夏私は万博のおかげで一生忘れられない体験ができました。2.6キロで世界1周の旅ができたのです。
そして日本を代表する企業のハイテクを駆使した素晴らしいパフォーマンスをどっさり見せてもらえました。
2005年の夏は何よりも輝いていた夏になりました。

万博はまだあと1ヶ月期間があります。
私のこのつたないレポートでも、読んだ方が「万博良さそうだな〜〜行ってみたいな」と思ってくださったら、書いた甲斐があるというものです♪
私、決して万博協会の回し者ではありませんので^^;
私の感動を少しでも多くの
方におすそ分けしたい・・そう願っています。

最後まで長い長いレポートを読んでくださってありがとうございました。

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