American Friends

私が渡米してきてから早や1年が過ぎました。日本にいたときの予想をはるかに上回る友人に恵まれて

毎日楽しく過ごしてきました。 しかし・・・「日本人の友達がやたら多いなあ!」(^^ゞ

主人は毎日アメリカ人だけの事務所で孤軍奮闘してるのに、私は毎日日本語しゃべって暮らしている・・

これではいけないと反省して、それからはなるべくアメリカ人の友達と接触するように心がけました。

HAMLETにはコミュニティーセンターがあって、そこで週1日「外国人のための懇親会」が催されているん

です。私もその懇親会に出席するようになりました。 外国人のためのクラスですがここでも殆どが日本人

なんですけどね あれまあ@(^^ )

 
講師はリディアとアリスです。このお二人ともHAMLETの住人で、それぞれ

30代で既婚者、明るくて気さくでとにかく外国人に対して優しいんですよ。

外国人が話すどんな下手な英語でも即座に理解します。だから彼女達と一緒だと

すっごく気楽に話せるので、皆いきいきと会話が弾みます。

何度か出ているうちにすっかり仲良しになり、とくにリディアとは家が近いこともあ

って、お互いに行き来する程までになりました。やんちゃ盛りのジェニファー4才、

アレクシス2才が本当に可愛くて、時にはベビーシッターを引き受けたりしまし

たよ。アレクシスは2才になっててもまだおむつが取れてなくて大変! 

片時もじっとしていない子なので、ほんの10分ほどですっかり疲れてしまいました

ねえ。子育てって大変なんだなあと痛感しましたよ。

主人の仕事関係のパーティーで、ブローニーを初めて見たときの衝撃は

今でも忘れられません。

「わあっキレイ! ハリウッドの女優さんみたい♪」(☆。☆)

真っ白な肌にブロンドのロングヘアー、蒼い大きなひとみ、もう目がくぎ付け

になってしまいます! ホント惚れ惚れするほどの美人なんですよ。

おまけに 5カ国語堪能なんです (英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、

スペイン語)!!!!!
 

 

才色兼備とはまさに彼女のことを言うのかな!

私も一応バイリンガルなんだけどね (標準語と名古屋弁) (@_@)/!

彼女のすごいところは、語学のみならず、お料理も達人だということなんですよ。とにかくお料理が

大好きでいろいろ研究を重ねて、オリジナルのレシピを考えて、料理の本まで出したと言っていました。

明るくてユーモアもあって、彼女がいるとその場がパアッと明るくなります。

カトレアの花のような人だなあと会うたびに見とれてました。
 

クリス
カルメンとは主人がジョージタウン大学にいたときに知り合

いました。クリスはジョージタウン大学の日本語学科に在籍中の学生

で、カルメンは彼の年上の奥さんなんです。

彼は某有名会社の社長の御曹司なんですが、独立心旺盛で

親の援助は一切受けずに生活しています。ペルー人のカルメンとは

大恋愛の末、学生結婚しました。・・・

秘書をしているカルメンの収入と、彼が学業の合間にしているアルバ
イトの収入で生活している苦学生なんです。

カルメンは華やかなイメージの名前とは違って、だんな様にとことん尽くすタイプで、一昔前の日本女

性のようです・・私などより、もっと日本的と言えるかも知れません。クリスはそんなカルメンに甘えていて

好き勝手にしています。やんちゃな弟優しいお姉さんというイメージのカップルなんですよ。

私達は週1回会って勉強会をするようになりました。日本語を勉強しているクリスが日本語で話して、

私達が英語で会話をします。カルメンは日本語はさっぱり分からないので、面白くはないと思うのですが

いつもニコニコ楽しそうに聞いてくれています。 会うたびにステキな女性だなあと感心していました。

彼らは貧乏していましたから、家具は、座るとギシギシ音がするおそろしく座り心地の悪い長椅子と、

ベッドしかありません。でも心は豊かでした。 コーヒーにはこだわっていて、いつも本当に香りの良い

コーヒーを入れて
くれるんです。ケーキなどなくても、美味しいコーヒーだけで人はこんなにも幸せな気分

になれるんだなあって初めて知りましたよ。 そして、ロック大好きの彼はいつも買ってきたばかりの

レコードを聴かせてくれるんです。正直言ってありがた迷惑だったですけどね。(^^ゞ 

かなりスゴイというかやかましいサウンドでしたねえ! (ΘΘ)

あの頃私達が好きだった音楽はカーペンターズ とか オリビア・ニュートンジョンなどでしたが、

クリスの影響で、私もだんだんロックが好きになっていったのが何とも不思議ですけどね。

クリスは絵も得意で、ワシントンの風景を描いた絵をコピーして街で売ることを思いつき、実行したらしい

のですが、殆ど売れなかったと嘆いていました。なかなか上手に描けている絵なんですが、ワシントンに

住んでいる人は欲しくなかったのかも・・・観光客相手のお店ならかなり売れたんでしょうけどね。

売れ残った絵を私達にたくさんプレゼントしてくれました。その絵は額に入れて今でも飾ってあります。

その絵を見るたびに、美しいワシントンの風景と懐かしい二人のことを思い出して胸が一杯

になります。

帰国してからもうすでに20年以上の月日がたち、最初の頃はお互い近況報告などしていましたが、

いつしか音信不通になってしまいました。でもなんでも「やってやろう!」という意欲のかたまりのクリス

とそんな彼を陰で支えるカルメンだから、きっと仕事も成功して幸せに暮らしていると信じています。

続きは次回にね。    to be continued




 

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