NOVA part 2


バスを降りるとすぐ目の前にNOVAはありました。

古めかしいれんが造りで、雰囲気が重厚で、なんかいかめしくて
入りにくい・・・

勇気を振り絞って中に入りました。

「エー確か302号室で10時半からだから、あと5分しかないよ」あわてて3階へ駆け上りました。

「302号室・・・と あれ もう始まっちゃってる?」

あせりましたね。教室の中にはもう生徒が一杯いて、先生が黒板に何か書いている。

「エーッ 遅刻?
」そう思ってあわてて教室内に入ったのですが、空いている席がない・・・

「あ 一番前しか空いてないよー  やばっ」そう思いつつドタドタと一番前の席まで行きました。

皆の視線を一斉に浴びてね! はずかしー! 先生もなんかにらんでるし・・

「だってまだ時間前だよ! 早く始める方が悪いじゃん」などとぶつぶつ言いながらノート鉛筆を出して

さて黒板を見たら「あれ? 何これ? シグマ? ルート? インテグラル? エッ なんで? なんで?

もしかして? これって 数学?」 Σ( ̄ロ ̄lll)

「とゆーことは このクラスは?」・・・頭真っ白になって、後ろに座っている男の子に聞きました。

「Is this English for Foreigners Class?」

18才位の青い目の男の子はにやりと笑って言いました。 「Of cource not
!」

ギャー 教室間違えちゃったよう・・・あわててノートと鉛筆をかばんにしまって、またどたどたと教室を出ま

した。「あれえ でもここ302号室だよねえ 間違えてないよ」う思っていたら、教室から皆がどやどやと

出てきました。 なんのことはない 1つ前のクラスにあわてて入っちゃったんですよね。 あほやあ!

こんな失敗するのもすべてはあの運転手のせいだ などと人のせいにしていました。さっきの男の子が私を

見てクスクス笑っていたようだけど気のせいだよね。

気を取り直してもう一度教室の中に入っていきました。「あれ たった4人?」

さっきのクラスはぎっしりだったのにこのクラスは私をいれても5人しかいない・・・えーっ さみしいよ

日本人いないかな?日本人 あ 一人いた それも女の人 良かったあ そう思って「こんにちは」と声をか

けたらキョトンとされてしまった。「日本人じゃない?」 なんか怒っているみたいに何も言わない・・・

じゃ この人はなにじん? 私今までの人生でこれ程愛想のない人は見たことないよ・・・ニコリともしないで

終始、人をにらみつけている、 開いているのか閉じているのか分らないほど細い目に薄い唇・・20代だと

思うんだけど、ひっつめた髪も服装も一時代前のしろものでとにかく暗い!

あとで分ったんだけどこの人は韓国の人で25才・・でも私はこの人は北朝鮮の工作員かしらんと本気で

思いましたね。何か重大な任務を命じられてきている みっしょん いんぽっさぶる かしら?

で 大学で英会話?  なはずないよね!

2ヶ月一緒にいたけど、一度も笑ったところを見たことがありませんでした。この人いったい何が楽しみで

生きてるんかしらん と思いましたねえ。

他の人はといえば、情熱的な黒い瞳に長い黒髪のスペイン系の女の子、派手な花柄のやたら胸の開いた

Tシャツ着てる・・それもすごく大きな胸! バスト自慢? 目線に困っちゃうよ 別に私 んなもん見たくな

いし? ねえ!
  女の子と仲良く早口でスペイン語らしき言葉でしゃべっているのが、ギリシャ人の男の子

もうこの子が濃いっていうかくどいっていうか!! 目も鼻も口もすべて特大で、派手なシャツ着ていて、

ボタンを下まで開けて着ているから、濃い胸毛が丸見え・・胸毛自慢? これも目線に困っちゃう・・・

ホントいかにもお似合いのカップルだけどねえ

あと一人がつやつやとした黒い肌の女の子・・ニコニコしていて愛嬌があって、「あーこの子と友達になりた

い!」と思いましたね。 「ハ〜イ♪」って声かけたら「ハーイ♪」と答えてくれたんで嬉しかったですよ。

この子はアフリカのカメルーンからやってきたROSEという名前で23才、とにかく陽気で明るい!170セン

チ以上かな 縦も横も大きくて目も大きくて、真っ黒で白い歯が印象的、フランスなまりの英語をしゃべるか

ら、何言ってるのかよく分らない・・・

主人もアメリカへ来たばかりの頃に、Washington.D.Cにある名門私立大学 George Town Univercity の

English for Foreigners Classに入ったのですが、ここはクラス分けテストがあって、各クラスに15〜20人

の生徒がいたそうです。それが、 NOVAではテストもなく、たったひとつのクラスにたったの5人・・・

なんせ田舎の北バージニア郡立の単科大学ですからねえ・・人気もイマイチなのかも・・

でもまあ 人数が少ないって言うことは、それだけタップリ教えてもらえるということで、ラッキーかも と思う

ことにしました。

この4人のクラスメート達とこれから2ヶ月間英語の勉強をすることになったわけです。

さてさてどんな毎日だったんでしょうね。 続きは次回にね     to be continued

 

 

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