WASHINGTONまでの道


「ワシントンに研修生として派遣されることになったよ」 

そう主人から聞かされたときのこと。

「エッ、私も行けるの?」(いぶかしげに)

「もちろん。」(努めて冷静に)

「きゃあ〜!!!!(文字通り狂喜乱舞)

 私はあまりの嬉しさに、狭いアパートの部屋中を踊りながら

走り回った・・・ 端から見ると立派な変人である。

「あのワシントンだよね。

あめりかだよね!

ビデオ合衆国USVぢゃないよね」

(いや あの頃はビデオ屋はなかった・・・ゴメン 嘘書いちゃった)

私は今でもそうだが、先のことなど何も考えずに、突っ走る癖がある。

このときも まさにそれで、英語がからっきしダメなくせに、アメリカへ行ける、

それも首都の ワシントン? もうそれだけで舞い上がって、目はらんらん と

輝き心臓はドクンドクン なりっぱなし・・・

そんな私を横目に見ながら、主人はさぞ不安だったことと思う

これから2年間 この単細胞の奥さんを引き連れて、研修生として勉強や

仕事
しなければならないのだから・・・

 


4月に主人は単身旅立っていきました。 で 私は半年後に行くことに・・・

その間実家へ帰って「しっかり英語を勉強しておくように」と主人愛用の

リーダースダイジェストのカセットテープを渡されました。

「は〜い」とそのときはやる気満々・・・だったのですが・・

久しぶりに実家へ帰り、すっかり独身に戻って「わ〜い」と喜んでしまった・・・

実家の両親もこの「期間限定出戻り娘」を歓迎してしまった・・・

で 「旅行行こうか?」ということになり、日光なんぞへ行ったりして・・・

「温泉でも行こうか」ということになり、南紀白浜温泉なんかへ行ったりして・・

「そうだ。浜松のけいこちゃんちへも行かなくちゃ」

「大学時代の友達ともクラス会しなくちゃ」と連日出っぱなし・・・

夏頃になってやっと「そうだ英会話!」 思い出したんですねえ
(遅いっちゅーの)

ふむふむ トイレでノックされたときは「someone in」かあ

 簡単だね!

足元に気をつけては「Watch your step」かあ

 覚えた覚えた!

 余裕余裕。

 これで英会話なんてバッチリ!

 ・・・・・・(^^;

 見事に役に立ちませんでした。 ええ。まったく。

このときはそんな先のことなど何も考えずに、
気楽にパッケージ旅行にでも

行くような気でるんるんで出かけました。

で このツケは後々しっかりまわってきたのであります。

教訓 転ばぬ先の杖   ン チョット違うかな?

次ページはいよいよアメリカ大陸上陸です。次も見てね!

 

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